2016年10月31日事業用ヘリコプターライセンス取得 山田雄介さん 男性(23才)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.本当に嬉しく思います。訓練自体思い返すと本当いろいろなことを経験してきたと思います。

楽しいこともあれば訓練がうまくいかずに苦しんだこともあります。 当時はとてもつらいと感じていましたがライセンスが取れた今あの苦しさも自分にとって必要なものであったと思います。 今は本当に嬉しく思います。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.私が小学生のときに実家の近くにドクターヘリが降りてきたことがきっかけです。 颯爽と現れ患者を乗せ颯爽と飛び立つ姿に心を奪われてヘリコプターのパイロットに憧れを持ちそこからパイロットになろうと決意をしました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.やはり上空を自由に飛べること、また滑走路なしでも離着陸できることだと思います。 自分の技量が上がるにつれて様々なアプローチ、旋回などをすることができそれぞれが自分のものになったときにとても達成感を感じていました。 また空中でホバリングをして空中に静止をしているときはとても独特な楽しさがあります。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.①訓練仲間と勉強をしたことがとても印象深く残っています。 自分で勉強をしてわからないことを訓練生仲間に相談をしてみんなで相談して答えにたどり着くことがとてもいい機会でした。 訓練生1人1人の知識を持ち寄って答えにたどり着いたときはとても達成感があります。 また資料も多くあるためその資料をみんなで協力して解析して調べていく勉強もとてもいい機会でした。

 

②機体のコックピットトレーニングについてもとても印象深く残っています。 はじめフライトの科目がなかなかうまくいかずにいてそこで訓練生の先輩の相談をしたところ、コックピットトレーニングをするといいという話を聞きました。 そこでコックピットトレーニングをはじめてから科目がうまくいくようになりました。 フライト一つへの取り組み方ひとつで結果が大きく変わることを実感しました。

 

③訓練中では毎朝機体出しを行なっていました。 毎朝教官と機体出しをするときに教官に今日1日の天気を伝えていました。 そこで教官に天気を伝えるまでに自分で解析を済ませて伝えるということを続けていたので人への説明、また天気解析についてより自信を持てるようになりました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.①まず訓練環境がとてもいい環境で訓練することができます。 1日の朝は教官がはやくから出社してくださるので朝早い時間からフライトをはじめることができます。 また、東京ヘリポートを離陸するので様々な会社のヘリコプターといっしょにフライトをすることができてとてもいい緊張感があります。

 

②訓練中はコックピットトレーニングをするときに格納庫で行ない、整備士さんと近い環境にいて訓練することができ、 機体に関してわからないことをとても丁寧に教えてくださいました。 整備士さんもみんな気さくで優しい人ばかりで、普段勉強していることだけでは知り得ないことを教えてくださるのでとてもいい環境です。

 

③訓練生の中には様々な段階の人がいます。 先輩もいて後輩もできるので訓練につまったら先輩に聞いて、また後輩からわからないことを聞かれて答えることによって自分の知識の構築につながります。 その環境が現在もずっと続いているので訓練生同士協力し合って訓練できるとてもいい環境です。