2017年3月9日 事業用ヘリコプターライセンス取得 加藤剛矢さん

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.嬉しいです。ですが、試験全体を通していくつか反省点があり、また試験への臨み方についても見直すべき事が多々ありましたので、今後の事業用操縦士としての日々に活かしたいと思います。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.幼い頃から空が好きで、中学生くらいの頃からパイロットになりたいと思うようになりました。 高校3年生の頃に東日本大震災を秋田県で経験したことも大きな理由の一つです。また大学でグライダーを経験したことも大きな理由の一つです。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.空中で停止できると言うことです。OGEHOVへの操作は難しいですが、空中で静止している様は、操縦をしていて一番楽しかったです。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①アメリカでの単独飛行でのロングクロスカントリーです。ヘリコプタについてまだ詳しく知りもせず風が強い中一人での長時間飛行は、怖くもあり楽しかったです。1年ほど前の事ですがまだ記憶に強く残っています。

 

②ナビゲーションが終わり、東京ヘリポートへ帰投している際、小松川付近でふと右側を見てみると東京のビルディングがパノラマに広がっていたことが感動的でした。フライト中は気を緩めることはできませんが、ふとしたほんのわずかな時間の景色がフライトの楽しみの一つでした。

 

③飛行中に急激な天候の悪化に遭遇したことです。急激に雲が低くなり、視程も悪くなったことは初めてで高度変更、針路変更、ボイス等判断力と行動力の重要さを痛感しました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①経験豊富な教官の指導を受けることができます。操縦技術だけでなく、様々な経験談やパイロットとしての心構えを学ぶことができたのは今後の事業用操縦士としての将来において大きな価値があると確信してます。

フライトに必要な知識や技術のみならず、経験談やパイロットとしての心得を学ぶことができます。

 

②NFSの学生は、毎日一生懸命努力をしています。何か分からないことがあると、皆で議論をし教えあうという環境は、事業用操縦士の資格を取得したい人にとっては良い環境です。また、学生は楽しく取り組んでいるので、訓練課程で息詰まる事があっても乗り切ることができます。

 

③東京ヘリポート敷地内に学校があるので、航空会社の活動を間近にしながら訓練を行う事が出来ます。朝の機体出しや東京ヘリポートからの離着陸、様々なヘリコプタなど、日々の訓練のモチベーションでした。